ニュース132号

1)2008年11月29日(土)に広島大学の主催で「サンスクエア東広島」において支部大会を開催した。研究発表は以下の5件。(1)赤松頌也氏(岡山大学大学院)「カゾット『悪魔の恋』における悪魔の名称の変遷について」、(2)奥村真理子氏(広島大学)「『エセー』1598年版に関する一考察」、(3)原野葉子氏(広島文教女子大学非常勤講師)「ボリス・ヴィアンの『公民論』― 言語遊戯の科学と倫理 ―」、(4)宮川朗子氏(広島大学)「共和主義の象徴化 ― ゾラ『前進する真実』におけるシュレール=ケストネール」、(5)クリスティアン・ル ディムナ氏(広島市立大学)《 Liberté et contrainte en poésie 》。また、研究発表に続く総会で支部規約等の一部改正を行った。
2)支部会誌『フランス文学』27号を鋭意編集中。掲載予定の論文は6編。
支部長 松本陽正)